【国立市】あの日を語り継ぐ。「『私の八月十五日』2023」が国立駅で開催されています。

ウクライナ戦争が続く中、日本は今年の８月で戦争から78年目を迎えようとしています。旧国立駅舎では、「『私の八月十五日』2023」が開催され、パネル展示とともに、証言者が朗読した音声が効ける音筆が展示されています。スタッフの方にお伺いしたところ、このイベントは今年で4回目になるとのことです。

それぞれのパネルのそばには、音筆の機器が設置されています。この機器の先端でパネルをタッチすると、証言者の朗読音声が再生されるようですね。

今年は、広島･長崎での原爆の経験談のほか、林家木久扇氏、やなせたかし氏、松本零士氏、三浦朱門氏、大島渚氏らの「八月十五日と戦争体験」や「作家・森村誠一氏の寄稿原稿」などのパネル展示が行われています。パネルには、終戦の8月15日を迎えた時の銘々の心境、大切な家族や友達を目の前で失った癒えない悲しみ、原爆投下後に発症した原爆症の苦しみの実体験、決して忘れ去られてはいけない内容が綴られています。

この展示は、2023年8月15日までの開催となっています。戦争について、今もなお忘れることのできない思いを共有させてもらえる展示会です。

展示イベントが開催されている旧国立駅舎はこちら↓